文置き場

文サ連報No.63(2009年)サークル紹介文

『本を読む』のが好きなあなた、「名古屋大学には読書サークルがないのか!」とビキビキしていないだろうか。私たち「名古屋大学SF研究会」(以下、名大SF研)は、名前からは何してんだかわかりにくい怪しげなサークルだが、実は『読書』好きがたくさん集まった名大最大の読書サークルなのである。

 名大SF研の部室には大量の本がある。二千冊以上の驚異的蔵書。確かにSF小説は多いが、それだけではない。ミステリーやホラー、幻想文学となんでもあり。(漫画も少しあるかもしれないよ!)しかも、会員ならばすべて貸し出し自由ときているのだから、もうたまらない。『本を読む』のが好きなあなたも、『読書』が好きなあなたも、きっと満足できるだろう。こんな素晴らしい本棚があるのは名大SF研だけ!

 さて、ここまで読むと「『本を読む』と『読書』は違うの?」と疑問に思うのではないだろうか。私たちの考える『読書』において、『本を読む』というのはスタート地点に過ぎない。その本のどこが面白く、つまらないか。それを自分なりに言語化し、語り合ったり、他人に薦めたり、文章に落としたりできる。この「発信」という営みがあって初めて「読書」と呼べるのではないかと、名大SF研は考えている。

 その成就のために、私たちは日々部室で語り合ったり、月に一回共通の本を読んでの討論を繰り広げる読書会を開いたり、大学祭などのイベントに合わせて会報(書評や映画などの感想、イベントレポートと内容盛りだくさん)を発行したりしている。そして、京都大学SF研究会の主催する「京都SFフェスティバル」などといったイベントに参加し、作家の生の声を聞いたり同年代の読書家たちと親睦を深めあったりもしている。

 そして、「発信」という営みが実現するならば、『読書』という言葉は書物という枠を超え、映画、漫画、ゲームなどを対象にしたものまでをも包括しうるのではないだろうか。そう、私たちのいう『読書』では、『本を読む』ことはあくまで通過点に過ぎず、吟味・発信にこそその本体があるととらえてもらっていい。

 そして「発信」には、本を読んで終わるより以上の楽しさと悦びが潜んでいます。読んで終わるだけならば、それは個人の世界で終結してしまうが、『読書』ならば他人の意見を聞いたり、それに同意・反論したりすることによりその作品を人と分かち合うことができ、より深くその作品を楽しむことができる。私たちと一緒にその楽しみを分かち合ってみないか?世界が変わることは保証するよ!

 少しでも気になったあなたは、北部生協近くの学生会館のそばにある素朴な感じの建物へ。この第一サークル棟に名大SF研はひっそりとある。昼休みなら大抵会員がいるはずだから、いつでもかむひあ。

 楽しい四年間が送れることは保証しよう。それでは、名大SF研の部室で、また。


Last-modified: 2011-01-21 (金) 23:57:50 (2825d)